Oh,where is my leg!? |
日常でありましたアホらしい出来事を書いたり書かなかったり、愛を叫んでみたり、たまに真面目に更新報告や連絡をしたり。 |
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ええと、唐突ですが創作小説のぷち連載を開始しちゃいます。
はじまりとおわりはきまってるんで、ちょっとびみょうなことになっちゃうかもしれませんっていうか十中八九そうでしょうね(おい
券売機の列に並びながら、ふわふわと考える。
(私何処に行くんだっけ)
「やだ、小銭ないじゃん・・・」
ふわ、ふわ。
思考が、意識が、どこかに、流されていった。
ざぶ。
「んぶおおぅっ!!」
は、鼻にみずはいった・・・!!
いたいいたいいたいめっちゃいたいなにこれめっちゃいたい、っていうか、
「・・・ここどこ?」
鼻を片手で押さえてちょっと泣きながら、ぽつんと呟いた。
見渡す限り水、水、水。
私の顎のぎりぎりまで水がたまってる。
(ううん、違う・・・ちょっとだけど、この水、流れてる)
そんな不思議な辺り一面の水にぷち太平洋と名づけて、とりあえず前に進んでみることにした。
「・・・ええぇええぇぇぇ・・・」
目の前に現れたのは、線路だった。
水の上でゆらゆらと漂っている其れは、いくらか私をメルヘンな気分にさせた。
電車が通っていないからいいよね、と、線路の下を潜った。
「っああああ携帯!!!」
慌てて尻ポケットを探る。
・・・あった、あったよ携帯。
「やっべ、これ死んでる・・・」
手にした携帯は、水浸し(当たり前か)。
当然の事ながら、ボタンを押しても反応はなかった。
「あーあ、気に入ってたのに・・・」
どうしようもないので、またポケットに押し戻し、前進を続けた。
「お?」
前に、地面がある。
水びたしになっていない地面。
「よっしゃあ、いそげえい!頑張れ私!」
ざびざびざびざびざびざび
ずばしゃっ、ぼたぼたぼたぼた。
「っほおお、陸だ・・・!」
周りを落ち着いて見回すと、此処が駅であることがわかった。
何駅かは記されていなかったが。
「・・・何してんの?」
男の人の声。
「へ?」
見上げると、黒髪・短髪の、爽やかな青年が立って、私を見下ろしていた。
「お嬢ちゃん、もしかして・・・」
青年が言いづらそうに続ける。
「・・・死んじゃった?」
はじまりとおわりはきまってるんで、ちょっとびみょうなことになっちゃうかもしれませんっていうか十中八九そうでしょうね(おい
券売機の列に並びながら、ふわふわと考える。
(私何処に行くんだっけ)
「やだ、小銭ないじゃん・・・」
ふわ、ふわ。
思考が、意識が、どこかに、流されていった。
ざぶ。
「んぶおおぅっ!!」
は、鼻にみずはいった・・・!!
いたいいたいいたいめっちゃいたいなにこれめっちゃいたい、っていうか、
「・・・ここどこ?」
鼻を片手で押さえてちょっと泣きながら、ぽつんと呟いた。
見渡す限り水、水、水。
私の顎のぎりぎりまで水がたまってる。
(ううん、違う・・・ちょっとだけど、この水、流れてる)
そんな不思議な辺り一面の水にぷち太平洋と名づけて、とりあえず前に進んでみることにした。
「・・・ええぇええぇぇぇ・・・」
目の前に現れたのは、線路だった。
水の上でゆらゆらと漂っている其れは、いくらか私をメルヘンな気分にさせた。
電車が通っていないからいいよね、と、線路の下を潜った。
「っああああ携帯!!!」
慌てて尻ポケットを探る。
・・・あった、あったよ携帯。
「やっべ、これ死んでる・・・」
手にした携帯は、水浸し(当たり前か)。
当然の事ながら、ボタンを押しても反応はなかった。
「あーあ、気に入ってたのに・・・」
どうしようもないので、またポケットに押し戻し、前進を続けた。
「お?」
前に、地面がある。
水びたしになっていない地面。
「よっしゃあ、いそげえい!頑張れ私!」
ざびざびざびざびざびざび
ずばしゃっ、ぼたぼたぼたぼた。
「っほおお、陸だ・・・!」
周りを落ち着いて見回すと、此処が駅であることがわかった。
何駅かは記されていなかったが。
「・・・何してんの?」
男の人の声。
「へ?」
見上げると、黒髪・短髪の、爽やかな青年が立って、私を見下ろしていた。
「お嬢ちゃん、もしかして・・・」
青年が言いづらそうに続ける。
「・・・死んじゃった?」
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