Oh,where is my leg!? |
日常でありましたアホらしい出来事を書いたり書かなかったり、愛を叫んでみたり、たまに真面目に更新報告や連絡をしたり。 |
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サイトの方で連載中の、銀/魂長編どりーむ「花嫁の罪と罰」の第2話のドS王子様のとの絡みを創くんに変えてかきましただよー
私の目の前に居る、クラスメイトの男の子が。
富良野創くん、が。
『一体、何者なんだ。』
そう私に問うた。
「・・・知らない、よ」
「知らない・・・?ありえないじゃないか、そんなこと。自分がどこで生まれてどこで育ってどういう風に生きてきたか。自分の人生だろ!?」
「知らないもん」
「っ、だって、君は「神」じゃないんだろ?じゃあ、なんなんだ、おかしいじゃないか!」
「知らないっ」
「モノを凍らせるとか、建物を蹴って半壊させるとか。普通の人間には、できない、」
「知らないって言ってるでしょ!!」
叫んでいた。
腹の底から。
寂しかった。
信じてた、とまではいかないけど。創くんが、そこまで深く追求してくる性格だとは、思っていなかった。
「思い出せないんだよ!私だって知りたいよ!名前だってわかる、身長も体重も血液型も!数字に、・・・データにできることは全部知ってる、覚えてるよ!!」
創くんが、少し怯えた表情を覗かせた。
「でも、思い出せないの・・・すっごくだいじなこと、なのに、思い出せないんだよ・・・っ!
小さい頃に遊んだ友達も、好きだった男の子のことも、お母さんのこともお父さんのことも!!
なんでよ、どうしてよ、だれか、おしえてよぉ・・・っ」
ひく、ひく、と、みっともない嗚咽が漏れる。
(こんなの、君に言ったって仕方がないのにね)
「・・・ごめん」
「っ・・・う、ん、だいじょうぶ、私も、ごめん」
「・・・・・・ほんとに、ごめん」
バツの悪そうな顔をして、創くんが私に頭を下げた。
「でもさぁ、ねえ、創くん」
「なに、那由多さん」
息を、吸って、吐く。
だいじょうぶ、わたしはここに、いきている。
「私は那由多風星。女の子で、白髪で、変わってて、可愛い女の子がだいすきで」
『いきてる。』
「・・・うん」
「私は生きてるんだよ。創くんだって生きてるんだよ。それ以外に、何も、知る必要なんてないじゃない」
「・・・そっか」
創くんが、少し吹っ切れた様な表情になった。
「そっか、そうだよね。俺も生きてて、那由多さんも生きてる。シヴァもヴィシュヌも、生きてるんだ」
「そうだよ、生きてるの」
「ごめん、色々あってカリカリしてた。でも、ありがとう」
「いや、もう大丈夫。見苦しいモンをお見せしてごめんね」
「・・・ふ、」
「創造神、かぁ」
ぼそりと呟いた其れに、創くんが反応した。
「お願いだから、なるべく誰にも言わないでよ?」
「うん、もちろん。だからあんたも私のこと言ってみな、半殺しじゃ済まないよ、5分の4殺しだからね」
「本当にやりそうで怖いな」
「きっ・・・貴様言ったな 本気でやるぞ」
本気で顔を蒼褪めさせた創くんを見て、久々に笑った、気がした。
し ま っ た
うわわわあああああやっちゃったちがうこれ花嫁の設定じゃないやんD/灰の設定やん・・・!!!
そこんとこ気にしないで読んでくださると嬉しいです。むしろ読まないで下さい(ぁ
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