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Oh,where is my leg!?
日常でありましたアホらしい出来事を書いたり書かなかったり、愛を叫んでみたり、たまに真面目に更新報告や連絡をしたり。 
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っちゅーわけではろうぃん!もやしもんのさわきだよ!ちょっと危ないよ!

びえろってわけでもないが沢木が攻めます。覚悟してください。長編とは別の夢主です。




































































「あっ、ただやす!」
「・・・アリア?」

金髪を視界に捉え、声をかける。

「とりっくおあとりーと!」
「・・・は?」
「だから、おかしちょうだい!」

直保があきれた顔をした。

「ガキかよお前は・・・」
「私外国人みたいな名前だし背もちっちゃいから便乗したの!うらむならおかしもってない自分を恨みなさいよ!」
「持ってるよ、ほら」

直保がポケットから何かを出す。

「・・・ほんとだ」

ちっちゃい飴玉だけど、お菓子はお菓子。だから、私は頷いた。

「・・・ありがと。たべていい?」
「いいけど、じゃあ、俺からも」

何を言うんだろう、と直保を見る。爽やかな微笑。

「トリックオアトリート?」

ひく。
自分の顔が引きつるのがわかった。

「・・・こ、これかえす!!!」
「それはナシ」
「ううー、だって持ってないもんー!悪戯はやだ!」

くっそうこの爽やかさんめ・・・!爽やかさんくみめ!(違

「・・・俺がなんでここにいたか教えようか?」
「いいー、いらないー!!」
「買い物の帰りだからだよ。ちょっと酒かってきてた」

言われて気付く。確かに彼の手には、コンビニの袋。

「うん・・・ひとりでのむの?」
「いや、アリアを誘おうと思ってた」

今度は、引き攣るどころの話じゃない。顔が動かせない。直保を、見られない。

「・・・さ、沢木さん私用事思い出したわ、帰る!」
「待てって」

軽く、手を握られた。
ああもうずるい、逆らえるわけ、ないじゃない。

「・・・わかった、直保ん家いく」

そう言って彼の顔をみたら、にこって、嬉しそうに笑ってた。


トリックオアトリート!

(こんなに嬉しそうな顔するんなら、まあいいか。)



あとがき
このあとおいしくいただくとかそういうわけでは、けして、ないよ・・・!
ご想像にお任せします。ほんとはもっとへたれた沢木が好きだけどがんばった。

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玖音は、“賢い”少年だった


成績や、運動神経等の話では無い
(確かに、玖音は成績優秀・運動神経抜群といった典型的文武両道な少年であったが)


媚びない、自分の長所・権力を翳さない…

男女関係無く屈託の無い笑顔で友好的に話しかける

しかも、周りの事を良く見て発言・行動する人付き合いの上手い少年だった









「ねぇ!
今日玖音が着てるのって駅前に新しく出来たお店の服デショ?」

「うん
アノお店の良いよー
それに、エリちゃんが探してたチェックのスカートあったよ~」

「そう言えば、最近エリ探してたよね!」

「マジ?!じゃあ今度の休みにでも行こっかな♪」

「涼平君と?」

「ちょっ!もうヤメテよ~」

「はいはーい♪」

「あっ!玖音!」

「将君、」

「サッカーしよーぜ!今1組とやる事になってさー」

「やるやるー♪おーちゃんを倒すー♪」

「皇君出るなら見よ!」

「3組の応援しないと♪」


何時だって、周りには人がいた

何時だって、中心だった







「玖音……っ!」

「…どしたの?早妃ちゃん」

「玖音が可愛がってたピョン子(シリアスな場面で何ですが名前が鬼ダセェ)が…っ!」

「え……」



玖音が辿り着いた先には、クラスで飼っていて何時も玖音が可愛がっていた兎が何か白い泡の様なモノを嘔吐して倒れていた


「ピョン……」


駆け寄り抱き締めた兎は冷たい

そして、仄かに香ったのだ


「おいっ!ピョン子の餌に洗剤が混ざってるぞ…!」


叫び声が聞こえる
しかし、生き物の死は玖音にはこたえた


「………」

「……玖音」

「……、くー」


後ろから、不意に温もりを感じた

見なくても分かる自分と同じ碧を持つ少年


「玖音、大丈夫
玖色が、いるから、玖音一人じゃない」

「有難う……くー」


(一人じゃ、無い)


「……皆、ピョン子、眠らせて来るね」


(まだ、振り向く事は出来ないけれど)


(気付かなかったんだ
コレが始まりだったなんて)











2009.10.31 19:02 Posted by てふてふ
兎の死を皮切りに、玖音の周りで生き物の死や誰かの怪我等が頻繁になった


しかも、時が経つにつれ怪我は酷く

死は残虐なものとかしていった





「玖音君」

「エリちゃん、早妃ちゃん、将君…」

「一緒に帰ろ!」

「……でも」

「大丈夫だって!お前だって危ねーかもしんないんだから」

「……皆」


一人に慣れない玖音

ソレを察したクラスメートが笑った


(……皆が、ずっと笑ってて欲しい)


そんなささやかな願い


何故、こうなってしまったのか







「…でね、すっげーヤバイのが……」

「あ、ソレ僕知って「きゃあああぁぁああぁっ!!」………っ!!」

「邪魔」


突然、クラスメートが消えた


変わりに聞こえて来たのはクラスメートの断末魔


そして、聞き慣れた声



「エリちゃ……「玖音」……くー」


嗚呼、何時もは温かい筈の腕が重くて、冷たい

息が、出来ない


「玖音、大丈夫
一人じゃ無い、玖色がいる……」


囁かれた声と笑顔は

何時もと同じ


何故、気付かなかったのか


何かが起こる度

そう言えば、あの時も

(ピョンが死んでしまったあの時も)


玖色が、いた



「玖色君…!今、エリを、玖色君が突き飛ばして……っ!」

「玖音、此処は空気も汚い
雑音も五月蠅いから、帰ろう」

「………くー、君は…」







何時から?

この子の腕がこんなにも冷たくなったのは

何時から?

この子の腕がこんなにも重たくなったのは


何時から?

この子の笑みがこんなにも歪んで見える様になったのは





「……帰ろう?」


その瞳はまるで、見えない闇が存在するかの様だった





「玖音………」


冷たく、その子は笑った

(この子の笑みに、恐怖を感じるなんて)








end



長い……!!

すみません.長くなってしまいました
またしても人様のサイトで……

2009.10.31 20:52 Posted by てふてふ
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